オーストラリアは日本より25倍はユルい国であるという心地よさ
オーストラリアは、すごい
なにがすごいって、住んでいる人ほとんどがありえないくらいゆーったり過ごしている
というわけでオーストラリアというユルい国についてあなたに伝えたい。こんなにユルくてもいいんだってことを。
基本的にビールを飲むことしか考えてない
これディスってるわけではなくて
ただの事実。
オーストラリア人、めっちゃビールを飲みます。水の代わりにビールを飲む。毎日毎日顔を最大限まで赤くしながら飲むとかフツーです。私の知り合いのおっちゃんは毎日ビール10缶飲んでました。
ビールはオーストラリア内で一番飲まれているアルコール飲料で、国内アルコール販売額のうち半分以上を占めているらしい。まじか。どうりでオーストラリアのおじさん達の右手にはいつもビール缶があったわけだ。
仕事終わればビール
金曜日は午前で仕事を終わらせて昼からビール
週末は朝からビールや!!!!ウエエェェェェェeeeeeイ!!!
みたいな感じで。いつでもビールを飲んでいます、奴らは。
しかれどもそれは同時に、お酒を飲んで友達や家族と団欒する時間をとても大切にしているとも言えるわけです。とにかくお酒を飲みながら、人とたくさん話してたくさん笑うというのが彼らのリラックスの仕方なんですね。お酒を飲む席にいけば、みんなとてもフレンドリーで喋りやすく、すぐ友達になれてしまいます。だってすでにすごく酔っているから。幸せで何よりだよ
アウトドアとBBQが好きすぎる
オーストラリアでとても印象的な生活のスタイルがこれ
van
Vanでのワイルド生活ですね(日本ではキャンピングカーというらしい)
オーストラリアのバックパッカーたちにとってはある種、夢のようなものとなっているVanでのワイルド生活。オーストラリア国内を旅するならVanを買って、好きなように旅をしたいと思うものです。
どういう生活かというと、ズバリ「車でどこでも好きなとこに行って、車の中で寝る」というもの。なんと自由なんだ!Vanでの旅は、自分の行きたいと思うところに思いつきで行きます。今日は山に行って滝で泳ごうと思えば山に行き、海辺でゆったりしようと思えば海辺に行き、何もしたくなかったらVanの中で読書をし、移動しても移動しなくてもいい、どんな気分かに合わせて自分自身で旅をカスタマイズする。最高ですねッ
実はこれ、自然に溶け込んだ生活なのです。だって朝日が昇ったら自然と車の中に光が差してきて起きます。車に積んであるコンロでお湯を沸かしてコーヒーを作り、ブレッド(ただの食パン)にジャムをつけて、朝のそよ風に吹かれながら朝ごはんを食べる。そのまま読書を始めたり、自然の中を散歩したりして過ごしたりする朝は本当に気持ちいい。夕方はだいたい日が落ちる前に夕食を作り終えてしまうか、電灯のあるBBQプレイスに行って作る。日が落ちてからは周りは暗くてあまり何をすることもできないから、お酒を飲みながらトラベルパートナーと談笑するか、小さな明かりで読書をするとかしかできない。(金曜の夜は決まってパブに行く ←)
とてもゆったりとしていて自然と一体となった生活。
Vanでの旅というのはバックパッカーに限ったことではなく、オーストラリア人の生活文化と言えると思います。特によく見かけたのは、老後のカップルたちです。老後の方達にとって、Vanでオーストラリア中を周りながら落ち着いた暮らしをするのは理想の生活なんですね。
またオーストラリアは様々な気候帯があるので(北部は熱帯地域「だいぶ暑い」、中部は亜熱帯地域「暑い」、南部は温帯地域「ふつう」)、夏の暑い時には北部の人たちが南部に下っていきますし、冬の寒い時には南部の人たちが北上します。本当にたくさんの人たちがVanでの移住生活を送っていて、なんか自由だな…と思ってしまいます。いいな。
考え方がユルい・英語で言うとLazyな奴ら
オーストラリアの国民性を一言でいうとするならば、たくさんの人があげるのは「Lazy(レイジー)」という言葉であります。
Lazy 怠惰な、不精な、眠気を誘う、もの憂げな、けだるい、動きののろい
Weblioより引用
おいおい言い過ぎ言い過ぎ。もちろんオーストラリア人全員がLazyということはありません。真反対の性格の人もいますし、人それぞれです。しかし、日本人のことを「礼儀正しい」と総称して言うのと同じように割合としてLazyな人が多いというだけでしょうね。
これに関しては私の友達のオーストラリア人自らが言っておりました。「オーストラリア人はLazyすぎるんだ。そんなやつらばかりで国として成長すると思うかい?」と不満をぶつけてこられました。そういうあんたも仕事せんと飲んどるやないかい。
オーストラリア人はLazyなのかということですが、私は人々が特にLazyな性格を持っているというわけではなくて、約束事とか時間とかに厳しくないオーストラリアの文化なのだと思うんですね。例えば、シェアハウスを探しているとき部屋を内覧させてくれるということで初対面の人とその家の外で待ち合わせをするなんて時がありました。その時間通りに行くのは当たり前だしむしろ5分前には家の前について待っているくらいのレベルじゃないですか。しかし…ね、オーストラリア人時間とか気にしてませんから。「着いたよ」とかってメッセージすると、「そうなの?まだ家にいないから5分待ってて」とか言うんですよ。いやいや、おれよ。それも5分って言われたなら確実に20分は待たされます。その後キラキラの笑顔で「調子どお〜?(キラキラ)」って言ってきます。なんやねん。
私が思うに、彼らはだいたいの時間で時間を設定しているんですね。だからその時間ピッタリに到着してなければいけないなんて微塵も思ってないんですよ。それも約束事とかも同じです。これも実際にあった話ですが、一緒に車で買い物に行って「1時間後に出口で会おうね〜」って言ってお互いバラバラに買い物をしたわけです。そして1時間後、出口にてそのオーストラリアの友達を待っていると来ない。いつまでたっても来ない。 私はだいぶ心配しまして、デッカい店の中をひたすら探してみたけどいないから、家に帰ったわけですね。そしたら、ええ、いたんですよ家に。ホラーでも見たかのように驚く私に「途中で友達と会って〜乗せて帰ってもらった☆ごめん携帯なくてさ」ってええlkjg vl!!!!????
っていうこともあるんだけど。悪気がないんですね。逆に小憎たらしいわ
びっくりするかもしれませんが、海外ってそんなもんです(バーンッ)なので、私も慣れてくるわけで、待ち合わせに到着もしないうちから「着いたよ☆」って連絡して相手を急がせるとか、約束事もふんわりとした認識を持つようになっていました。環境ってすごい。
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このように憎たらしいやらかわいらしいユルさを持つオーストラリアですが、本当にFreedomという言葉がよく似合う最高の国だったと思います。私は移住しようとまでは思わなかったけれど、他にいい国がなかったら移住する候補にはあがるなあと思うような国です。
オーストラリア、最高
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【4コマまんが】オーストラリアでの驚愕①
飲酒運転していい国!?オーストラリア
オーストラリア人はいつでもビールを飲んでます。一にビール、二にビール、三四にビールに百までビールです。(どんだけ)ビール飲みまくりなオーストラリア人ですが、ええ。さすが飲酒運転はダメだろうと思ってました。しかしね、いいんですよ。実はビール1本分まで飲んでもおまわりさんに捕まらないんです。
車を運転するようなもんなら一滴も飲んじゃいけないっていうのが私たち日本人からしてみれば普通じゃないですか?最初オーストラリアではビール1本までだったら飲酒して運転しても大丈夫だと言われたときは驚愕しました。てかビール1本でもすでに酔っちゃう酒すげええ弱い人いるよね?大丈夫なの?それで大丈夫なの?許しちゃうの?ていうかどんだけ飲みたいんだよ。なんで飲酒運転を許しちゃうの。スゲエ
ビール以外でも大丈夫なのかというと、ええ大丈夫です。アルコール度数が違うから、そのお酒のラベルのところに「このくらいまでなら運転可能な飲酒量だよ〜」みたいなことがイチイチ書いてあります。ご丁寧にどうも。
私が一緒に働いてたオーストラリア人は仕事が終わった後ビールをすぐ飲みたいらしく、家に帰るまでの時間すらも待てずポータブルの冷蔵庫を車に積んで仕事終わりと同時にビールを飲み始めてました。はええよ。やつらは我慢したことがない。オーストラリア人のポータブル冷蔵庫持ってる割合やば高い。みんな外で酒飲みたいから買う。んーむしろなんかかわいく思えてくる。
しかしね…せっかく法律で少しの飲酒を許可してもらっているのにもかかわらず、「飲酒運転で捕まる人の多さ」。オーストラリアでも何人もの大の大人が飲酒運転がバレて免許停止くらってました。(免許停止は1年くらいだった)其の間、周りの人に運転してもらわないといけないからすごい愚痴ってます。お前が悪いんだろ。だからバックパッカーと仲良くなって車運転してもらおうとするオーストラリア人とか結構いるね。運転できず不便っちゃあ不便なんだけど、その代わりいつでもお酒飲める〜ってなってるやつら。免許停止くらってる間もなんか楽しそうに暮らしてる。マイナスをプラスに変える力ってすごいね。
オーストラリアのこの少し飲酒しても運転して大丈夫というカルチャーに慣れちゃうと、日本でちょっと晩酌した後「ちょっくら車出してくるわ〜」とか言って飲酒運転しようとしちゃって家族モロ引かれました。飲酒運転とか絶対にダメだよ!?何を言ってんの?!ってスゴイびっくりされちゃったけど、自分自身でもそういえばダメだったことにすげえびっくりした。あぶねあぶね。
おわり
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【4コマまんが】イタリア人はチャラくない??(後編)
前編はコチラ:イタリア人はチャラくない?(前編)
国によって全く違う恋愛感覚?!
例えば、誰かと誰かがお互いのことを気になり始めているとき…
日本ならば、デートを何回かした後にはすぐ告白をしなくちゃいけないような空気。ねえねえもう3回も二人きりで会ってるのに私たちの関係なに?私のことどう思ってるの?言葉にしないと分かんないよお???告白しないと次に進めないよおおおおおおおおお、って感じのところがありますね。(わたしは断じてこんな感じにはならない)
つまり「好き」→「付き合おう!」と告白する→イチャイチャできる
これが普通の流れと感じると思います。
しかし、海外の友達と仲良くしていると恋愛感覚ちょっと違うなあと思います。ていうか順序が反対。どういうことかっていうと
仲良くなる→イチャイチャする→この人しかいないと思ったら告白する!
わかりにく。
とにかく告白なんてしないってことなんですよ。だって、たくさん会う機会をとったり二人で会ったりするんだったら、お互いに好意があるのは当たり前じゃんね?みたいな余裕の構えであいつらは生を全うしている。なんと自信があることか(わたしからしてみれば自信たっぷりに見える)告白なんてせずにイチャイチャし始めます。そして本当にこの相手がふさわしい相手かどうか見極めているんだと思います。
例えば3年間二人で遊びに行って仲良くしているのに、愛の告白はしていないなんてことはザラにあるんですよ。ただ距離は近いんで、あなたのことが好きですよ〜お前は最高だよ〜みたいなことは常日頃から言ってます、でもそれは愛の告白とは全く別物なんですね。
愛の告白を日本人の感覚と同じように海外の人にせがんでしまうと、
「あのね、愛の告白というのはそんなに簡単にするものではないんだよ…」
とか言ってきます。うるうせえよ。あ。
もちろん結構早めに告白してくる人もいますが、そいつは完全にチャラい奴なのでお気をつけください。
でもなんかこっちの方が誠実だなあとか思う私もいるんですが、どうですか?
自分に正直すぎる人たち
海外の人たちにとって愛の告白なんてものは、「一生一緒にいてもいいかもしれない」くらいの気持ちで言っているとは思うんですね。みんなじゃないです。ごめんなさい。人によります。てかすぐに言ってくるやつはマジで信用できない。
一方で、パートナーを決めていないときには自分の気持ちに素直に動きます。だから気になったらすぐ誘うし、もちろん付き合うとかいう前に体の相性も確かめます。全部をひっくるめて相手のことを知ってから次のステップに進もうとするんですね。
日本人の「恋人でないとそういうことするべきではない」みたいなことはないですね。文化が違うだけで、誠実な人は誠実だし、規則みたいなものに縛られるのではなくて、自分の気持ちに素直になることを優先させる彼ら。なんかいいなあ。素直になれるその感じ。ほんと素直になることは大事だろうし(大事さあんまわかってないのに言う)意地はってないでその人の性格や人となりを見て、判断しないと大切な人を失いますね。
男女の距離がすごく近いのもそうなのだけど、恋愛についてもすごくディープに話し合う気がします。基本的に私たちは女同士とかはゲスい話とかも結構するし、すごく仲がよい友達だったら異性にでも結構ディープな話でもするんではないかと思います。しかし海外の人はそんなに近い関係の人でなくても、相談したいときは相談しますね。これも人によるけど、私生活については比較的オープンだと思うし、「隠す必要なくない?!」みたいな感じです。でもわたしは赤裸々に語るなんてことはできません。親友といるときはマジゲス以外の何者でもないですが。
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果たしてイタリア人はチャラいのか?
イタリア人はチャラいっていうイメージがありませんか、ありますよね。ずっと女の子のこと見てんだろ!いろんな女の子に手を出しまくってうはうはしてんだろおおおがあああ!そんなんだろって思ってたんですけど(ほんとどんなイメージだ)
実は全然そんなことなかったっていう実体験で(まんが参照)。やばい。刷り込みってヤバい。メディアの刷り込みで「イタリア人=チャラい」みたいなイメージが自分の中に定着しすぎていた。こんなことってありません?ていうか最低ですね。←
日本人に植え付けられた外国人のイメージってなんなんだろうね?
アメリカ人だから自己主張できるでしょ?とかブラジル人だから陽気だろうとかイタリア人なら女好きだろう、とかね。もちろん国によってある程度の性格の偏りはあるとは思うけど、みんな明るいなんてありえねーじゃん。みんな陽気なんてのもありえねーじゃあああああんん。私もこういう典型的な思い込みを持っていることは否定できないけど、そういう固定概念ほんとやめなきゃなって思う。てゆかこういう考え方のままでいるのは世界を知らなすぎた。それも何より失礼だった。
つかそもそも、「国」としてその人をカテゴライズするなんていうのは無理になってる。
日本は本当に素晴らしいまでの単一民族国家だけれども、海外は日本とは比べものにもならないほど民族が混在していて、例えばアメリカ人といっても違う国から移民として移り住んできている人がたくさんいるわけだ。だからアメリカ人であっても、様々なバックグランドを持っていて、違う宗教を信じていたりするのなら、みんな性格が違うのなんて当たり前だし、もう「国」の単位として性格を表すのは無理だとわかってるんですよ。その国の人という意識ではなく「個人」としてその人を認識していると思います。
どうあがいてもこれからはもっとグローバルになっていくのだし(グローバルって言葉嫌いだなあ)もっと人というものを個人単位で理解していきたいよ。(いいこと言った)
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