世界一臆病な旅人

世界中の人のストーリーを知る旅に出る

『君の名は。』は何が最高なのかを分析する(ネタバレ注意)

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美しすぎる映像

映像に映るすべてのものがキラキラしている。東京に住んでいる私が見て、「東京ってこんなにキラキラした美しい都市だったけ?」と思うほど、本物より200%増しの美しさを堪能できる。1秒たりとも美しくない場面などない。しかし、ここぞというときにはとびっきりの映像美を出してくる。彗星が夜空に流れているところや、高いところから見た田舎の町の景色などは今思い出そうとしても無理なほど、想像もできないほどキレいなキラキラ輝いている画になっていた…。あの映像を創り出すためにはどれだけの美的センスと苦労があったことだろうか…考えるのも恐ろしい。

日本人は大好きな儚さ満載

私たちは「儚い」モノが好きだ。きれいに咲いている桜より散っていく桜が好きだ。生き生きとした人を描いているストーリーより誰かがなくなってしまったりするようなストーリーが人気があったりする。それは日本人が「儚い」もの好きだからだ。

今回『君の名は。』で掲げられているテーマ。それは「夢」だ。夢から覚めたときは夢のことを覚えているのに、時間が経つとすぐ「忘れて」しまう、そんな儚い「夢」がテーマなのだ。夢の中で確実に存在している大切な人。その人のことを忘れたくない、その人の名を忘れたくない。でも夢は確実に時間とともに薄れていくのだ。その儚さがたまらないのだ。

奮闘する姿を上手く描いている

途中から大きく話の展開が変わる。彗星が女の子の町に墜落してしまって、その女の子が死ぬらしいということがわかったからだ。私たちはこのようなある意味ベタな展開が大好きだ。大切なあの人をなくしたくない、なくさない!という強い決意とともに、主人公たちが大きな敵あるいは変えようのない運命に立ち向かって奮闘する姿は私たちの心を揺さぶる。

女の子が途中大きくつまずいてもう間に合わないっていうときに、自分の手にかかれた男の子の「すきだ」っていう言葉を見て、また全力で駆け出していくシーンなんて、全人類が好きになってしまうシーンだろう。『君の名は。』はすごい上手く奮闘する姿を描いている。

萌えのポイントがたくさんある

これはこちらに書いてあります
takecof.hatenablog.jp





すでに100億円の興行収入を出している『君の名は。
本当に最高の映画だった。
あと3回は必ず見に行きそう。てか今でも見たい。



おわり





是非なにかコメントありましたら、ください!
ワーホリしてる人、旅好きな人、まんが好きな人、ぐーたらしてる人とかエトセトラ
よろしくお願いします
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